仰向けからの寝返りはまだできない段階でしたが、横向きまではいける赤ちゃんも出てきます。
その横向きの状態で、長い間ねんねをすることもありませんか?いつも仰向けスタイルで寝ていたのに…なぜ?

横向きのまま何時間も放っておいても大丈夫かな?
初めての横向き寝スタイルにびっくりしたり心配になるママもいますよね。
そこで、横向き寝赤ちゃんのために気をつけるべき注意点と、横向き寝の赤ちゃんを観察したエピソード・体験談を紹介します!

横向きで寝ていて放っておいていいのか?
横向き寝が長時間続く・習慣化することによって、赤ちゃんの少なからず体に悪影響があることがわかりました。

横向き寝による赤ちゃんへの悪影響はこんなことです。
うつ伏せ寝になる危険性
大人の人が知らぬうちに、赤ちゃんが横向き寝の状態からうつ伏せの状態になることがあるかもしれません。
まだ首がしっかりすわっておらず、寝返りもできない赤ちゃんの場合、うつ伏せのまま長時間ひとりにさせることは危険とされています。
腕のうっ血
横向きに寝ていると、上体の下敷きになっている腕が血液循環が悪くなり、うっ血したりしびれたりすることがあります。
枕で鼻や口が塞がる
横向きで寝る赤ちゃんに枕を使用すると、鼻や口が覆われてしまう可能性があります。
なお、「歩き始めるまでは赤ちゃんを仰向けで寝させることを推奨する」という研究もあります。※1

横向き寝の赤ちゃんに対して気をつけること
上記のように、寝返りもできない赤ちゃんの横向き寝はまだまだ危険があるため気をつける必要があります。
気をつけることをまとめると、
可能であれば、横向きで眠る赤ちゃんをゆっくり仰向けの状態に戻すのが、おとなのかたも安心ですね。
体験談:娘の横向き寝に立ち会って
最後に、横向き寝をしていた娘の例を出して、「どうして横向き寝になったのか」、「どのくらい続いたか」などを紹介するのでご参考まで!
なぜ横向き寝をするのか
娘の場合、生後3か月にして初めての「横向き寝」を発見し、驚きました!

横向き寝なんて…大人みたいなことするのね!
おそらく寝返り練習中に疲れて眠くなってしまったようです。体も半分ひっくり返っているので、自分で戻るも進むもできず、結果横向きをキープして遊んでいたようです。
そして、そのまま寝ていったようですね。
仰向けで寝させる方が安全で安心なのですが、赤ちゃんによってはうつ伏せの方が寝やすい、横向きの方が寝やすいなどと色々です。
赤ちゃんにもねんねスタイルの癖やこだわりがついてきて、「この体勢じゃないといや!」とお気に入りの寝方をさせてくれないと泣いてしまう子もいるようです。
横向き寝のその後
赤ちゃんが横向きで寝ているのことに気付いてから仰向けの状態に戻すこともできたのですが、そのままの体勢で気持ちよさそうにすやすやと熟睡しているので、しばらく様子を見ることに。
その際、赤ちゃんが常に見える場所に居座り、気をつけて観察していました。
結局、横向き寝のまま2時間ほど昼寝をしていました。体勢は一度も動かず。
とりあえず、腕の痺れなど体の不調も見られず、元気だったので安心。
しかしこれ以来、横向き寝をすることはありませんでした。
横向き寝はふとうつ伏せになってしまうなど危険はありますが、それらを理解して回避させた上で、この1回きりの横向き寝を見られてラッキーだったと思っています。
参考文献
※1 日本整形外科学会、日本小児整形外科学会
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