新生児など月齢が低い赤ちゃんの授乳は、苦労や悩みが絶えないママも多いですよね。それから月齢が進み、大きくなってきた赤ちゃんですが、授乳時に新な課題に直面するママもいるでしょう。
それは赤ちゃんの「遊び飲み」。

飲むの飲まないの、どっちなんだい?!
集中して飲んで欲しいと思っているママにとっては、遊び飲みを始める赤ちゃんに対して「やめてほしい」「大変」と感じてしまいますよね。
その一方、遊び飲みという不思議な行動をする赤ちゃんに、可愛らしくて笑ってしまうことも。
今回は、赤ちゃんの授乳の大変さを「遊び飲み」にフォーカスしてご紹介します。
「遊び飲みってどんなことをする?」「なぜ遊び飲みをする?」の理由も考察します。

赤ちゃんが遊び飲みを始める時期は?
生まれたばかりの赤ちゃんは、おっぱいを飲むことも初心者。上手に吸えないことが多いです。うまく咥えられないし、一度にたくさん飲むこともできません。
生後3、4か月ごろになると、おっぱいを飲むことも上手になっていますね。
この頃、自分の思い通りにならないと不機嫌になったり泣いたりして、その気持ちを露にすることも。
この生後2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月頃に遊び飲みを始める赤ちゃんが多いようですね。
赤ちゃんの遊び飲みって、どんなことをする?
遊び飲みという不思議な行動をする赤ちゃん。
生後4〜6か月の赤ちゃんを観察し、授乳時の「遊び飲み」体験談を紹介します。
赤ちゃんの遊び飲みの種類① 哺乳瓶を自分で持ちたがる
自分が飲みやすいように哺乳瓶の角度を調整しているのでしょうか。
それとも、それがミルクが出る哺乳瓶だと分からずに、ただ手に何か「掴みたい」「触っていたい」という行動なのでしょうか。
とても微笑ましい仕草ですよね。
赤ちゃんの遊び飲みの種類② 乳首を咥えながら自分の指も吸う
乳首も指も口に入れた状態でちゃんと飲めているの?、とツッコミたくなるような不思議で可愛い行動ですよね。
赤ちゃんの遊び飲みの種類③ 膝の上で暴れる
授乳中に乳首から離れ、ときどき休憩しながら飲む赤ちゃんもいます。
休憩中、ママの顔を見上げたり、笑いかけたり、コミニュケーションをとる可愛らしい赤ちゃんもいますよね。
そんな中、膝の上で体を大きくひねったり、さらにはその場で寝返りをしようとする赤ちゃんもいます。
そのように暴れるのをなだめようとすると、機嫌が悪くなり怒ってくることもあり苦労しますね。完全に集中力が切れて、遊びたいモードのようです。
赤ちゃんの遊び飲みの種類④ 唾と一緒にミルクを飛ばす
授乳中、「ぶぶぶぶぶーっ」と唾を吐く赤ちゃん。同時に口に溜まったままの母乳やミルクも飛ばしてくることも。
その音が楽しいのか、ママが嫌がっている表情が面白いのか、ハマってなかなかやめないこともあるみたいです。
赤ちゃんが授乳中遊び飲みをする理由

遊び飲みをする理由① 遊びたい!
生まれた頃と比べて、手や指、足など体が上手に動かせるように発育した赤ちゃん。
ママのことも大好きで、おっぱいやミルクも大好きですが、体を思い切り使って遊ぶことも大好きです。
授乳の時間でも、遊びたい気持ちが勝ってしまうこともあるようです。
ただ、かなりお腹が空いており泣いて空腹を訴えているときは、授乳に専念して必死に飲んでくれます。
しかし、ある程度お腹が満たされてくると余裕が出てきて遊んでしまうことが多いように感じます。
遊び飲みをする理由② ママに甘えたい!
赤ちゃんは月齢が進むと人の顔を認識できるようになります。
いつもお世話をしてくれたり慣れ親しんでいる人は誰なのか覚えます。生後5〜6か月ごろに人見知りが始まる子もいるくらいです。
授乳はママが赤ちゃんと一対一になる貴重な時間です。
授乳中はママの顔が下からしっかり見えて安心しておっぱいやミルクを飲んでくれますね。
赤ちゃんもママを独占できたと思って、たくさん甘えたいと思っているのでしょう。
ママが近くにいて嬉しい、困らせてお世話してもらいたい、もっと一緒にいたい、そのような気持ちなのかもしれません。
まとめ
遊び飲みをする赤ちゃんの体験談とその理由をご紹介しました。
遊び飲みをしても飲むときにはちゃんと飲んで、体重が増えていれば問題ないでしょう。
赤ちゃんが元気に大きくなっているのが感じられる遊び飲み、授乳中ママは苦労することもあるかもしれませんが、目の前の赤ちゃんと向き合って乗り越えていけたらいいですね。
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